以下記事の続き。
- まず、XをORDER変数にしています。またORDER変数が欠損値のオブザベーションも出力対象とするため、MISSINGオプションを指定。
- 次にCOMPUTEで「if x=. then z="Y"」として、Xが欠損値のオブザベーションに"Y"のフラグを立てたんですが、、想定では1、2オブザベーション目だけに"Y"が入るはずなのに、4、6オブザベーション目にも"Y"が入っている?!
XをORDER変数にしたことが影響してると思うんですが、リファレンスにこの辺の挙動の説明見つけられませんでした。
ORDER変数(GROUP、ANALYSIS、ACROSS変数とかも?)を参照した処理(IFステートメントや関数など)は想定通りの結果にならないことがあるので、使用は避けたほうが良さそうです。
「if x=. then x=2」として、「Xが欠損値」の場合は「X=2」のオブザベーションとして以下のように一塊で出力したかったのに、、
あと、失敗例①を知っちゃうと、なんとなく以下のようになるのでは?と思っちゃいません?(失敗例①で「X=.」と判定されたオブザベーションが、今回「X=2」になると思ってしまった)
ORDER変数(GROUP、ANALYSIS、ACROSS変数とかも?)に対して、COMPUTEで値をいじると、うまく絡み合ってくれなくて、想定外の結果になる場合があるのでご注意ください。
そもそも元の変数値をPROC REPORT上でいじるのって、あまりやらない、というか良くないのかも?
以下リファレンス内の「Restriction」の記載によると、、
よく分からないですが、LAG, DIF, RANUNI, DATETIMEなどの「non-deterministic関数」については、特定条件のときに使わない方が良いらしいです。
COMPUTE、難しいよーー!