2022年3月31日木曜日

「PUT "WARNING-"」みたいな書き方。



今回は、以下で紹介した記事のおまけ的内容。


最初に

上の記事のおさらい。

以下サンプルのように「NOTE」「WARNING」「ERROR」のいずれかのキーワードとコロン「:」をつけてPUTすると、ログ上に色つきの独自メッセージを表示できる。

data _null_;
  put "NOTE:    独自メッセージ1";
  put "WARNING: 独自メッセージ2";
  put "ERROR:   独自メッセージ3";
run;

ログ


本題 

上の例でコロン(:)ではなくハイフン(-)に変えると、、

data _null_;
  put "NOTE-    独自メッセージ1";
  put "WARNING- 独自メッセージ2";
  put "ERROR-   独自メッセージ3";
run;

ログ

「NOTE」「WARNING」「ERROR」のキーワード無しで色つきのメッセージを出力できます。


活用例

これは、以下のような使い方が出来ます。

data _null_;
  put "WARNING: 独自メッセージ1";
  put "WARNING- 独自メッセージ1の続き";
run;

ログ

WARNINGメッセージを改行しているように見せることが出来ます。


ただし、1つだけ残念ポイント。

%PUTで同様のテクニックを使おうとすると、、

%put WARNING: 独自メッセージ1;
%put WARNING- 独自メッセージ1の続き;

ログ

ログを見てみると、間にプログラムの文が挟まっていて、WARNINGメッセージが分割されて見えてしまうところ。残念よ。


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