例として、FMTSEARCHシステムオプションに設定値を追加してみます。
- FMTSERACHシステムオプションは「CASサーバーでのフォーマットライブラリの検索順には適用されない」とのことなので注意(CASは使用したことないので詳細不明。詳しくはリファレンスを参照下さい)
それと、今回紹介する方法「OPTIONS APPEND / INSERT」は環境等によって挙動が異なります。
詳細は記事の最後らへんに注意点として記載。
%put %sysfunc(getoption(fmtsearch));
(WORK LIBRARY) |
WORK、LIBRARYの順に設定されていますね。
options append=(fmtsearch=myfmt);
%put %sysfunc(getoption(fmtsearch));
ログ(WORK LIBRARY MYFMT) |
MYFMTというライブラリが末尾に追加されました。
APPENDシステムオプションは、システムオプションの末尾に設定値を追加することが出来ます。
構文
「INSERTシステムオプション」を使う
ただし、一部のシステムオプションはSAS起動時(構成ファイルまたはSASコマンドにて指定)のみ設定可能です。
構文
OPTIONS APPEND=( システムオプション名 = 末尾に追加する設定値 ); |
options insert=(fmtsearch=myfmt2);
%put %sysfunc(getoption(fmtsearch));
ログ (MYFMT2 WORK LIBRARY MYFMT) |
MYFMT2というライブラリが先頭に追加されました。
INSERTシステムオプションは、システムオプションの先頭に設定値を追加することが出来ます。
構文
注意点
構文
OPTIONS INSERT=( システムオプション名 = 先頭に追加する設定値 ); |
今回の方法で設定できるシステムオプションは環境・実行方法によって異なります。
以下を実行すると、設定できるシステムオプションがログに出力されます。
以下を実行すると、設定できるシステムオプションがログに出力されます。
proc options listinsertappend; run; |
ただし、一部のシステムオプションはSAS起動時(構成ファイルまたはSASコマンドにて指定)のみ設定可能です。
以下のように何回も実行すると、同じ設定値が追加され続けちゃう事があるので、気を付けてくださいね。
options append=(fmtsearch=abc);
options append=(fmtsearch=abc);
(WORK LIBRARY ABC ABC) |
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