「APPENDシステムオプション」または「INSERTシステムオプション」を使うと、特定のシステムオプションの既存の設定値に、更に設定値を追加することが出来ます。
何言ってるの?って感じだと思うので、例をご覧ください。
以下、FMTSEARCHシステムオプションの設定値をログに出力しています。
%put %sysfunc(getoption(fmtsearch));
(WORK LIBRARY) |
WORK、LIBRARYの順に設定されていますね。
options append=(fmtsearch=myfmt);
%put %sysfunc(getoption(fmtsearch));
ログ(WORK LIBRARY MYFMT) |
MYFMTというライブラリが末尾に追加されました。
APPENDシステムオプションは、システムオプションの末尾に設定値を追加することが出来ます。
構文
「INSERTシステムオプション」を使う
構文
OPTIONS APPEND=( システムオプション名 = 末尾に追加する設定値 ); |
options insert=(fmtsearch=myfmt2);
%put %sysfunc(getoption(fmtsearch));
ログ (MYFMT2 WORK LIBRARY MYFMT) |
MYFMT2というライブラリが先頭に追加されました。
INSERTシステムオプションは、システムオプションの先頭に設定値を追加することが出来ます。
構文
構文
OPTIONS INSERT=( システムオプション名 = 先頭に追加する設定値 ); |
FMTSEARCH、SASAUTOSなどで設定値の追加をすることができます。
ただし、以下のように何回も実行すると、同じ設定値が追加され続けちゃうんで、気を付けてくださいね。
options append=(fmtsearch=abc);
options append=(fmtsearch=abc);
(WORK LIBRARY ABC ABC) |
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