2016年4月14日木曜日

ログに独自の無効メッセージを表示する【ERRORステートメント】



以下のようなログをよく見かけると思います。

data DT1;
    A = "x";
    B = input("x",best32.);
run;

ログ

NOTE: 関数INPUT(行 71 カラム 9)の引数は無効です。
A=x B=. _ERROR_=1 _N_=1

何か無効なデータが読まれた時に、「~が無効です」 というNOTEメッセージとともに、その時のデータがログに表示されます。

ここで独自の条件に基づいて、上記のような無効メッセージを表示したいとします。
そこで使えるのがERRORステートメントです。



構文

  ERROR "ログに表示するメッセージ" ;

以下機能と組み合わせると、よりそれっぽいメッセージになります。





data DT2;
    A = 1;
    if A = 1 then  error "NOTE: 変数Aの値が無効です。";
run;

ログ

NOTE: 変数Aの値が無効です。
A=1 _ERROR_=1 _N_=1

変数Aの値が「1」の時に無効メッセージを表示しています。
メッセージの先頭部分に「NOTE: 」と入れてNOTEメッセージにしてます。


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