2016年3月14日月曜日

SCAN関数で、右からn個目に区切られた文字を取得する。




SCAN関数の使い方含め、落とし穴もあるので、まずは以下リンク記事をご参照下さい。
SCAN関数の落とし穴



そして本題。
SCAN関数の第2引数に「負の値」を指定すると、右からn個目に区切られた文字を取得するように変更できます。

data DT1;
   length A B $20.;
   A = "ABC,DEF,GHI";
   B = scan( A , -1, "," );
run;

  A
  B  
  ABC,DEF,GHI     GHI  


第2引数に 「-1」 と指定しているので、区切った文字の右から1個目の文字 「GHI」 を取得しています。

日本語に対応した 「KSCAN関数」 も同様に負の値を指定することが出来ます。

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