BREAK・RBREAKを使って、合計や平均などの要約行を追加する事ができます。
まずは構文から。※ 黄色部分が要約行
ざっくり解説
RBREAK BEFORE / SUMMARIZE ; |
先頭に要約行を追加します。
「RBREAK AFTER」 だと末尾に追加されます。
DEFINE 変数2 / ANALYSIS 統計量 ; |
要約値の計算は、ANALYSISオプション等の「要約統計量の出力」が設定されたものに対して行われます。
📝
ANALYSISオプションは予期せぬ結果になりやすいので以下記事も要確認。
「REPORTプロシジャ入門10:数値変数の落とし穴」
グループ毎に要約行を追加 【BREAKステートメント】
ざっくり解説
まず変数1のグループ毎に要約行を追加するため、ORDERオプションで並び替えておく。
ざっくり解説
DEFINE 変数1 / ORDER ; |
まず変数1のグループ毎に要約行を追加するため、ORDERオプションで並び替えておく。
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ORDERオプションは欠損値のオブザベーションが除外されたり、並び順がおかしくなる注意点もあるので以下記事も要参照。
変数1のグループ先頭に要約行を追加します。
「BREAK AFTER 変数1」 だとグループ末尾に追加されます。
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具体例
分かり辛いですが、4行目と8行目が要約行です。
BREAK BEFORE 変数1 / SUMMARIZE ; |
変数1のグループ先頭に要約行を追加します。
「BREAK AFTER 変数1」 だとグループ末尾に追加されます。
DEFINE 変数2 / ANALYSIS 統計量 ; |
要約値の計算は、ANALYSISオプション等の「要約統計量の出力」が設定されたものに対して行われます。
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こちらも以下記事の通り、ANALYSISオプションが予期せぬ結果になりやすいので注意。
分かり辛いですが、4行目と8行目が要約行です。
次回紹介予定のCOMPUTEステートメントを使えば以下のように要約行に「Total」って文字を入れて分かり易くすることも出来ます。
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この方法の注意点は、length以上の値を入れると文字切れしてしまうところ。
今回の例だと変数Aのlengthは$8なので「A="Total"」は入るけど、「A="Total (Summary Line)"」とかってすると、$8をオーバーしているので先頭8バイトで文字切れして「"Total (S"」と出力されます。
PAGEオプションを指定するとグループ毎に改ページを挿入できます。
1.基本構文【COLUMN, DEFINE】
2.ヘッダーの設定
3.並べ替え・グループ化【ORDER, GROUP】
4.集計【ANALYSIS】
5.転置集計【ACROSS】
6.要約行の追加【BREAK, RBREAK】
7.計算項目の追加【COMPUTE】
8.書式の設定【STYLE=】
9.特定セルの書式設定【CALL DEFINE】
10.数値変数の落とし穴
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