データセットオプション「FIRSTOBS=」と「OBS=」の紹介と、WHEREステートメントを組み合わせて使用した時の挙動について、まとめておきます。
SAS認定試験「Clinical Trials Programming Using SAS 9」のサンプル問題に、こらら3つの機能を組み合わせた時の挙動について出題があったので、試験を受ける方の参考にもなればと思います。
Sample data
・処理(読込み)を開始するオブザベーション番号を指定できます。
・何オブザベーション目まで処理するか(読み込むか)を指定できます。
ここから本題。以下のプログラムで結果が予測できればバッチリです。
解説
・まずWHEREでオブザベーションを抽出。
・抽出したオブザベーションに対して、FIRSTOBS=とOBS=を適用。
・FISTOBS=とOBS=で共通する範囲にあるオブザベーションが処理対象となる。
以下にイメージを載せておきます。
SETステートメントとかでもこれらのオプションが使えます。
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