SGPLOTの棒グラフやポリゴンの描画などで「塗りつぶしパターン」を設定する方法を紹介。
まずは、塗りつぶしパターンとか気にしないで、普通に棒グラフを描画してみます。
proc sgplot data=sashelp.class; vbar age / stat=percent group=age; run; |
次に塗りつぶしパターンを設定してみます。
ods graphics / attrpriority=none; proc sgplot data=sashelp.class; vbar age / stat=percent group=age fillpattern; run; |
- PLOTステートメントで「FILLPATTERN」を指定すると、塗りつぶしパターンが追加されます。
- 「ODS GRAPHICS / ATTRPRIORITY=NONE」は以下のリンク記事で詳細を解説しています。
- https://sas-boubi.blogspot.com/2019/12/sg.html
さらに、もっと見やすくしてみます。
ods graphics / attrpriority=none; proc sgplot data=sashelp.class; styleattrs datafillpatterns=(L3 X3 R3 L5 X5 R5); vbar age / stat=percent group=age fillpattern; run; |
- 「STYLEATTRステートメント」で塗りつぶしパターンの種類を設定しています。
- 塗りつぶしパターンには「L1~L5」「R1~R5」「X1~X5」が設定できます。
この塗りつぶしパターンを設定するメリットは、
- カラーだけに依存していない。
- 白黒印刷しても、塗りつぶしパターンからグループを区別することができる。
- 色覚障害のかたによりAccessibilityな出力を提供できる。
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