※今回使用する「FOPEN関数」を使用すると「SASが裏で対象のファイルを開く」点にご注意ください。
開いてる間はSAS以外から編集が出来ないなども起こるかもしれません。
では以下 SAS Ondemand for Academics 上に配置したファイルの属性情報を取得してみます。
filename test 'ファイルのパス/mysas/sakura1.jpg'; data out1; /* ファイルを開く */ fid = fopen( 'test' ); /* ファイル属性を取得 */ length name $50. info $1000.; do i = 1 to foptnum( fid ); name = foptname( fid, i ); info = finfo( fid, name ); output; end; /* ファイルを閉じる */ rc = fclose( fid ); keep name info i; run; ※ 取得される属性情報は、環境や言語設定などによって異なります。 色々な環境で実行する可能性がある場合は、ご注意ください。 |
解説
FOPEN関数でファイルを開きます。
戻り値として、開いたファイルの識別番号が返されるので、その番号を変数FIDに入れてます。
この識別番号は、以降の処理で使います。
FOPTNUM関数でファイルの属性数を取得できます。
FOPTNAME関数でファイル属性名を取得できます。("作成日"や"更新日"といった属性名の部分)
FINFO関数でファイル属性値を取得できます。
FCLOSE関数でファイルを閉じます。
FOPEN関数でファイルを開きます。
FOPEN( "開きたいファイルが割り当てられたファイル参照名" ) |
戻り値として、開いたファイルの識別番号が返されるので、その番号を変数FIDに入れてます。
この識別番号は、以降の処理で使います。
FOPTNUM関数でファイルの属性数を取得できます。
FOPTNUM( ファイルの識別番号 ) |
ここで、得られた属性数だけDOループをまわして、以下の関数で全ての属性値を取得しています。
FOPTNAME( ファイルの識別番号 , 属性番号 ) |
FINFO関数でファイル属性値を取得できます。
FINFO( ファイルの識別番号 , ファイル属性名 ) |
FCLOSE関数でファイルを閉じます。
FCLOSE( ファイルの識別番号 ) |
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