以前「ORDER=オプション」を紹介しました。
このオプションの「ORDER=DATA」と「ORDER=FREQ」には注意が必要です。
以下の例が想定通りの結果になるか各自確認してみてください。
「x=2の時の順番が「c → a → b」から「b → a → c」になってしまった?」と疑問に思った方は要注意!
解説
「ORDER=DATA」は「データセットに格納されてるままの順番」に出力されると思いがちですが、
「登場した値の順に並び替える」というのが正確ですね。今回の例では、
- x=1 の時「b → a」の順に値が登場します。
- x=2 の時「c → a → b」の順に値が登場していますが、上で既に「b → a」の順で登場しているので、「b → a → c」の順に並び替えられます。
「全然、度数が多い順に並んでない?」と疑問に思った方は要注意!
解説
まずCLASS編数 x, y について、別々に度数を計算します。
- x=1 の度数: 3
- x=2 の度数: 6
- x の値で度数が多い順は「2 → 1」
- y=a の度数: 3
- y=b の度数: 4
- y=c の度数: 2
- y の値で度数が多い順は「b → a → c」
てことで、x =「2 → 1」、y = 「b → a → c」の順番で並び替えられます。
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