方法①
この関数の機能はこれだけじゃないので、また別の記事でも紹介します。
※ SAS Ondemand for Academicsで動作確認しています。各自の環境で正しく動作するかは別途ご確認下さい。
以下、カレントディレクトリをマクロ変数に格納する例です。
単純にカレントディレクトリの場所を知りたいだけなら、以下を実行してログに表示されたパスを見ればOK。
libname _path "." ;
%let _curr = %sysfunc( pathname(_path) ); |
- 「libname _path "."」でカレントディレクトリに_PATHっていうライブラリを割り当ててから、
- PATHNAME関数を使って_PATHライブラリのパスを取得し、
- そのパスをマクロ変数_CURRに格納してます。
単純にカレントディレクトリの場所を知りたいだけなら、以下を実行してログに表示されたパスを見ればOK。
libname _path "." ; ログ NOTE: ライブラリ参照名_PATHを次のように割り当てました。 エンジン: V9 物理名: ここにパスが表示される |
方法②
SAS9.4のメンテナンスリリース5で追加された「DLGCDIR関数」を使えば、ログにカレントディレクトリのパスを表示できます。※ ログに表示するだけで、パス自体をマクロ変数等に格納することは出来ません
※ 「DLGCDIR関数」はWindowsとUNIX環境で動作するようです。
%let rc = %sysfunc(dlgcdir());
ログ
NOTE: 現在の作業ディレクトリは"ここにパスが表示される"です。
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この関数の機能はこれだけじゃないので、また別の記事でも紹介します。
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