指定した変数をすべて欠損値にする機能を持っています。
さて、CALL MISSINGの使用前・使用後を見てみましょう。
以下のようなデータセットがあったとします。
data DT1;
X1 = 123;
X2 = 456;
X3 = "abc";
run;
X1 = 123;
X2 = 456;
X3 = "abc";
run;
X1
|
X2
|
X3
|
---|---|---|
123 | 456 | abc |
ここで、変数 X1, X2, X3 を欠損値にしたいします。
普通に書くと以下のような感じですね。
Before
data DT2;
set DT1; X1=.; X2=.; X3="";
run;
|
数値変数だったら「数値変数=.;」
文字変数だったら「文字変数="";」
みたいな感じで書き方分けなきゃいけないし、面倒ですよね。
CALL MISSINGを使えば、もっと楽になります。
After
data DT2;
set DT1; call missing(X1, X2, X3); run;
|
通常のデータセット以外で使用すると、WARNINGが出て機能しない事があるらしい?ので、ログとかも確認するようにして下さい
詳細不明なので、何かご存じの方いたら教えて下さい。
9.CALL MISSING
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