ほぼ存在を知られていないであろうSKIPステートメントにスポットライトを当ててみようと思います。
構文
SKIP 空白行の数; |
たとえば 「SKIP 5;」 とすればログに5行空白行を挿入できます。
例
%put aaa;
skip 5; %put bbb;
ログ
70 %put aaa; aaa 72 %put bbb; bbb |
昔、誰かが作ったマクロを実行したらエラー出まくりだったんで、以下のようにログを確認しやすくする目的で、SKIPを使ったことがありました。
例
%macro TEST(DS);
data &DS; run; skip 3; %mend; %TEST(DT1); %TEST(DT2); %TEST(DT3); ログ 69 %macro TEST(DS); 70 data &DS; 71 run; 72 73 skip 3; 74 %mend; 75 %TEST(DT1); NOTE: データセットWORK.DT1は1オブザベーション、0変数です。 NOTE: DATA ステートメント処理(合計処理時間): 処理時間 0.00 秒 ユーザーCPU時間 0.00 秒 システムCPU時間 0.00 秒 メモリ 555.43k OSメモリ 20384.00k タイムスタンプ 2023/11/27 午後04:33:13 ステップ数 37 スイッチ数 2 ページフォルト回数 0 ページリクレーム回数 107 ページスワップ回数 0 自発的コンテキストスイッチ回数 11 非自発的コンテキストスイッチ回数 0 ブロック入力操作回数 0 ブロック出力操作回数 160 76 %TEST(DT2); NOTE: データセットWORK.DT2は1オブザベーション、0変数です。 NOTE: DATA ステートメント処理(合計処理時間): 処理時間 0.00 秒 ユーザーCPU時間 0.00 秒 システムCPU時間 0.00 秒 メモリ 556.43k OSメモリ 20384.00k タイムスタンプ 2023/11/27 午後04:33:13 ステップ数 38 スイッチ数 2 ページフォルト回数 0 ページリクレーム回数 30 ページスワップ回数 0 自発的コンテキストスイッチ回数 10 非自発的コンテキストスイッチ回数 0 ブロック入力操作回数 0 ブロック出力操作回数 160 77 %TEST(DT3); NOTE: データセットWORK.DT3は1オブザベーション、0変数です。 NOTE: DATA ステートメント処理(合計処理時間): 処理時間 0.00 秒 ユーザーCPU時間 0.00 秒 システムCPU時間 0.00 秒 メモリ 555.43k OSメモリ 20384.00k タイムスタンプ 2023/11/27 午後04:33:13 ステップ数 39 スイッチ数 2 ページフォルト回数 0 ページリクレーム回数 30 ページスワップ回数 0 自発的コンテキストスイッチ回数 12 非自発的コンテキストスイッチ回数 0 ブロック入力操作回数 0 ブロック出力操作回数 160 78 |
0 件のコメント:
コメントを投稿