※ データステップのMODIFYステートメントなど、特定の機能を用いるとRENAMEステートメントが動作しないことがあるので注意。
以下の構文で変数名を変更することができます。
RENAME
変更前の変数名1 = 変更後の変数名1
変更前の変数名2 = 変更後の変数名2
・・・ ; |
💬
- 通常のステートメントはPDVという「一時的な処理スペース」で実行されますが、RENAMEステートメントは「一時的な処理スペース」の結果を「出力データセットへ書き込む時」に実行します
- つまり、最終的に適用されるイメージです。また適用されるタイミングが決まっているので、RENAMEステートメントを記述する位置は関係ありません(プログラムの先頭や最後に書いても挙動は変わらない)
data DT2;
set SASHELP.CLASS; rename AGE=AGE2; run; |
変数AGE を AGE2に変更しています。
RENAMEステートメントを DROP、KEEPステートメントと併用して使う場合、以下のルールを理解しておいた方が良いです。
【ルール】
ステートメントの実行順は、DROP → KEEP → RENAME
このルールに従うと、以下のプログラムは正しく動かない事が分かると思います。
data DT2;
set SASHELP.CLASS; rename AGE=AGE2; drop AGE2; run; |
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