GTLの中で関数を使う方法を紹介したいと思います。
- SAS関数
- データステップで使用している関数(ただしLAG関数などデータステップに特化した関数など一部使えないのもある)
- GTL内で使えるSAS関数でも、一部機能がGTL内ではうまく動作しないこともあるようなので、使用時は挙動を要確認。
- GTL専用の関数
- 話が込み入ってしまうので今回は割愛。
- 集計関数
- MEAN, MIN, MAX, MEDIAN...等の集計関数が用意されてます(使用できる集計関数はSAS社のリファレンスを参照下さい)
上記関数を使用するにはEVAL関数で囲む必要があります。
EVAL( 使用したい関数 )
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* グラフテンプレート作成 ;
proc template; define statgraph MYGRAPH; begingraph; layout overlay; scatterplot x=HEIGHT y=WEIGHT; referenceline x=eval( mean(HEIGHT) ) / curvelabel="x平均"; referenceline y=eval( mean(WEIGHT) ) / curvelabel="y平均"; endlayout; entryfootnote "作成日時:" eval( put(datetime(),datetime.) ) ; endgraph; end; run; * グラフ作成実行 ; proc sgrender data=SASHELP.CLASS template=MYGRAPH; run; |
referenceline x=eval( mean(HEIGHT) ) / curvelabel="x平均";
referenceline y=eval( mean(WEIGHT) ) / curvelabel="y平均"; |
REFERENCELINEステートメントで参照線を引いていますが、
- x=eval(mean(HEIGHT)) でHEIGHTの平均値を計算して、この平均値を参照線としてX軸にひいてます。
- 同様にy=eval(mean(WEIGHT)) でWEIGHTの平均値を参照線としてY軸にひいてます。
entryfootnote "作成日時:" eval( put(datetime(),datetime.) ) ;
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DATETIME関数とPUT関数で実行日時をフッターに表示してます。
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