COMPAREプロシジャの基本については以下をご覧ください。
【PROC COMPARE入門】データセット間の変数値の比較
さて、以下のような2つのデータセットがあったとします。
data DT1; length A $2.; A="aa"; run;
data DT2; length A B $3.; A="aaa"; B="bbb"; output; A="ccc"; B="ddd"; output; run;
|
この2つのデータセットをCOMPAREプロシジャで比較してみます。
proc compare base=DT1 compare=DT2 ; run; |
この出力結果は見るところが多いので、たまに不一致箇所を見落としてしまう事があります。
そこで、WARNINGオプションをつけると、不一致があった旨のWARNINGメッセージをログに表示してくれます。
proc compare base=DT1 compare=DT2 warning ;
run;
ログ WARNING: データセット WORK.DT2 にある 1 変数が WORK.DT1 にはありません。 WARNING: 1 変数の属性が 2 つのデータセットで一致しません。 WARNING: データセット WORK.DT2 にある 1 オブザベーションが WORK.DT1 にはありません。 WARNING: 次の 1 変数の値は不等です : A WARNING: データセット WORK.DT1 と WORK.DT2 には不等な値があります。 |
WARN と略してもいけます。
また、ERROR と書けばERRORメッセージになります。
これで、不一致の見落としを軽減できそうです。
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