SAS9.4から、VARINITCHKというオプションが追加されたので、使ってみました。
以下のプログラムを実行すると、、
| data DT1; length A 8.; run; ログ ![]() |
「変数○○は初期化されていません」というログメッセージが、上記のようにNOTEとして出力されます。
ここで、「VARINITCHK=WARN」を指定すると、、
| options varinitchk=warn; data DT1; length A 8.; run; ログ ![]() |
また「VARINITCHK=ERROR」と指定すると、
| options varinitchk=error; data DT1; length A 8.; run;
ログ
|
ERRORになり、データステップが中止されるようになります。
設定を最初の状態に戻すには、「VARINITCHK=NOTE」を指定します。
| options varinitchk=note; |
また、初期化メッセージ自体をログから消すこともできますが、それはしない方がいいので紹介はしないでおきます。
(前回記事で解説した通り、初期化メッセージがプログラムのミスを見つけるのに役立つ事があるので)
会社や人によっては、初期化メッセージをWARNINGやERRORと同じくらいのメッセージとして扱いたいという場合があるので、そういう時にはこのオプションが使えそうです。



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