以下をご覧ください。
data DT1; set SASHELP.CLASS (keep=NAME SEX AGE); run; |
データセット「SASHELP.CLASS」をSETする時に、変数「NAME SEX AGE」のみを保持しています。
このように ”データセット名 (オプション)” という形式で指定するオプションを、データセットオプションといいます。
・ データステップやプロシジャなどあらゆるところで、データセット名の横にこのオプションを指定できる。
・ オプションは指定された場所で作用する。
いくつか例を見てみましょう。
* 例1 ; data DT1 (keep=NAME); set SASHELP.CLASS (keep=NAME SEX AGE); run; |
① SETする時に変数NAME、SEX、AGEだけKEEPさせてから、、
② 出力時に変数NAMEをKEEPしています。
よく使われるデータセットオプション(一部紹介)
KEEPだけでなく、色々なオプションがあります。
例
注意
・オプションの実行順についての注意点。データステップ100万回にて分かり易く解説をされています。
データセットオプションの適応順の推測
・WHEREステートメントとWHERE=データセットオプションを併用する際の注意事項
・すべてのプロシジャでデータセットオプションに対応しているかは未検証です(というか、ほぼ検証不可。。)
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* 例2 ; proc means data=SASHELP.CLASS; var AGE; output out=DT2 (keep=_STAT_ AGE); run; |
① MEANSの結果をデータセットに出力する際、変数_STAT、AGEだけをKEEPしています。
KEEPだけでなく、色々なオプションがあります。
内容 | 構文 |
必要な変数だけ保持 | データセット名 ( KEEP=変数1 変数2 ); |
不要な変数の削除 | データセット名 ( DROP=変数1 変数2 ); |
変数名の変更 | データセット名 ( RENAME=(変数X=変数Y 変数Z=変数W) ) |
抽出条件 | データセット名 ( WHERE=(抽出条件) ) |
例
data DT1; set SASHELP.CLASS (rename=(NAME=NAMAE) where=(AGE=13)); run; |
・オプションの実行順についての注意点。データステップ100万回にて分かり易く解説をされています。
データセットオプションの適応順の推測
・WHEREステートメントとWHERE=データセットオプションを併用する際の注意事項
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